横浜ベイスターズ、大矢監督「休養」

−志なかばでチームを離れる気持ちは。
◆私たちはプロの世界で生きている。休養と判断されれば、従う以外にない。チームに頑張ってもらえればと思っている。
http://mainichi.jp/enta/sports/baseball/pro/news/20090519k0000m050037000c.html

93年に大洋から横浜へとチーム名称が変更されて以降、監督を務めたのは代行を除いて、のべ7人(大矢監督が2度)。うち4人が2年または2年未満で交代し、4年以上は一人もいない。これでは一貫したチーム強化など望めない。それを踏まえて「3年目の実績を作りたい」(佐々木球団社長)と、昨季は圧倒的な最下位に低迷したにもかかわらず大矢監督を続投させた。なのに成績不振を理由にシーズン序盤で休養させるとは、球団の方針がぶれていると言わざるを得ない。
不振の責任は球団にもある。ここ数年、戦力不足は明らかなのに効果的な補強を行わなかった。主砲・村田を故障で欠き、得点力が極端に低下して球団ワーストタイの開幕6連敗を喫したことが、選手層の薄さを象徴する。大矢監督は「(戦力は)あるに越したことはない。ただ、若い選手を育てて一人前にしたい」と話していたが、若手を育てるしか戦力アップが図れないのが現実だった。
http://mainichi.jp/enta/sports/baseball/pro/news/20090519k0000m050044000c.html

大矢監督を「休養」の名目の下解任だそうで。確かに横浜はチーム成績としては振るわないし、大矢監督自体も素晴らしい采配を振るったとは言えないかもしれないけれど、これは結構ひどい。前オリックスのコリンズ監督みたいに選手やフロントと揉めたわけでもあるまいに。球団に金がないのかもしれないけど補強はあまりしてないし、監督だけの責任とは言えないんじゃないか。阪神ファンの私から見れば、ルーキーや若手をどんどん入れ替えて起用して一軍の空気を吸わせる、そういう姿勢は十分に評価したいと思いますよ。交流戦前の大事な時期にこんなことになったのはちょっと残念。去年のオリックスみたいに上手くはいかないと思いますよ、実際。・・・とまぁ言ってはみましたが、横浜ファンの心中がわからないので、聞き流しておいてください。