ありふれた奇跡 第3回

「死のうと思ったことのある人の会」発足。加奈に翔太に藤本に、普通じゃない、何か不自然なメンバー構成になってるような。藤本は妻子との死別を経てのアルコール依存症と、対人不安と依存を同時に抱えたような不安定な状態か。翔太は3年半以上前に会社で不要人物扱いを受けての自殺未遂、かつ「若い者」という言葉に対する異常なまでの反発、加奈は・・・・・・多分外国に飛ばされた時にアクシデントがあったか何かだろうな。突飛なもんじゃなく、結構「ありふれた」感じがするけれど、そんな三人が出会ってしまった状況はやっぱり「奇跡」なのかもしれないと思ってみる。
田崎の家は母親が戻って来たがってたり、相変わらず察しのいい祖父がいたりと、翔太が自殺しようとした場所でもあるし、翔太のドラマの中心点になってるわけね。それにしても、本当に父母・祖父母世代の察しの良さときたら。何だかんだ言って、恋愛抜きだったはずの展開から、だんだん加奈と翔太の恋愛のドラマに移ってる気がする。そこではみ出してしまいそうな藤本はどうするのかが気になるところ。