とらドラ! 第16話「踏み出す一歩」

「ありがとう、ございましたっ!」
大河の立候補に呼応し、会長に背中を押され、いよいよ北村が次の一歩を踏み出す。大河にフラれた後に会長にスカウトされりゃ、そりゃ北村じゃなくても落ちる。演説の舞台でいきなりマイクで告白する北村や、それをスルーしながら北村の応援に切り替えてしまう会長の言動に違和感はあったんだけど、最後の最後でスッキリ。北村に対してただならぬ好意を持ってる大河VS会長は熱くて切ない。本気のケンカに対して作画も本気だったので、見ててもどかしくもあり、アニメとしては気持ちよくもありという。
これで北村玉砕、同時に大河玉砕、みのりんや亜美もそれぞれ微妙な表情になり、竜児はここ2話みのりんとほとんど接してないし、会長が微妙なバランスを全部崩してアメリカに去っていったな。5人が自然に動くのではなく、会長が一気に均衡を破っていくとは。次回から関係が絡まりあうんじゃないか。