空を見上げる少女の瞳に映る世界 第2話「逃げること」

「あんたじゃない!ムント様と呼べ!」
時空の壁をなかなか飛び越せないムント様とユメミ。人には見えないモノだから妄想だと思い込もうとするユメミは不自然じゃあないかもしれないけど、このままじゃアニメ的に進まないぞ。古代のアクト兵器は何だかキモイけど、ファンタジーバトルアニメには良くありそうな感じで、やっぱり旧世代的なものを感じずにはいられない。元がOVAだから仕方無いのかもしれないけど。
カズヤは社会常識をわきまえた、悪いヤツでは無さそうなんだけど、スズメに依存しすぎてる上に何かズレてる気が。自殺→スズメとの出会いによって立ち直る、ってのはちょっと主人公的な立ち位置ではあるけど、そこからまたスズメを連れて川へ、ってのが心中みたいで怖い。実際は渡りきって変わってみせようってことなんだろうけど。でもスズメと出会って以降も親やガラの悪い連中とケンカしたりしてたみたいだから、どうなることやら。時空の壁を越えるユメミとの対比なんだろうけど、何だか不安を禁じえない。