チーム・バチスタの栄光 最終話

全ては桐生先生の目の真実を確かめるための、垣谷先生が故意に起こさせた医療ミスから始まった・・・ということで最終話。桐生先生復帰から、氷室先生がそこにいるかのように見える程素晴らしい栄光のチーム・バチスタの復活オペの流れがアツい。
最終的には垣谷先生が「真犯人」だったのはともかく、「ラスト一分」の謎が白鳥さんが二通目の怪文書を送りつけていた、ということだったのにはいささか拍子抜けした。ラスト一分の謎とやらが気になって集中出来なかった部分があったぞ・・・誇大広告じゃあないか。田口先生は結局白鳥先生と厚労省で仕事をすることになり、色んな意味でめでたしめでたしか。チームがバラバラになってしまったのには寂しさも感じてしまったけれど。あと一番のサプライズは作者登場でしょ、どう考えても。
サスペンスの連ドラはあまり見ないせいか、「真犯人を追う」というスタンスを最後まで持続し続けたことによるハラハラ感はあっぱり凄い。テーマが心臓医療・手術という馴染みの無いものだったせいで私を含む一般の視聴者にはどこまで伝わったのかわからないけれども、ここが新鮮でよかった。テーマは重たかったけれど、それに見合う慎重さで最後まで渡りきってくれたとしたら見事。ただ、何故か前述の「セレブと貧乏太郎」ほどのめりこんだ感じがなかった・・・落差がありすぎる。
こっちは後番、引き続きでサスペンスか。フジの火曜9時・10時ドラマは温度差が凄すぎる。