セレブと貧乏太郎 第6話

アリスに対抗して浮上したジェシカ。「偽アリス」とか言い出す商店街組は酷いけれども、新しいアイドルが出てきて古いアイドルが排斥されるという図式はマクロスFでもあったなぁ。看板が一瞬で塗り替えられるシーンとか、かなり大衆の心理を突いてるような気がしないでもない。ジェシカ傘下に下る社員なんかもかなり戯画的だったけど、「破格の条件が〜」とか言い出すと生々しい。
プリンセスのドレスを巡る対決は・・・ジェシカが形式にこだわり、アリスが人物の生の声を捉えることで勝利を得る、という定番っぽい展開ながら、審査で負けたアリスのドレスを着てプリンセスが出てくる演出は良かった。結局それも前フリに過ぎず、ジェシカに勝利したことでかえってアリスと後藤田が近づくという展開に。太郎、後藤田、アリス、幸子、ジェシカ、さらには死んだ妻が恋愛合戦に絡まざるを得ないわけだから、結構複雑な恋愛ドラマになるのかこれ。