今週のスクラップ・ティーチャー

基本的に子どもが頑張る、優秀、世の中に対して訴え続けるのに対して、大人はすべからく馬鹿か無能・・・といった感じで、どうにも好感が持てないなぁ。教育現場が崩壊してるのが全部大人のせいみたいになってて恐ろしい。信用できない大人が増えているのかどうかわかりませんが、大人全てが信用出来ないわけじゃないし、大人が信用出来ないから子どもが反発せざるを得ないわけじゃないでしょう。このドラマはもうちょっと、世の中に対する政治的な影響力を考えて発信すべきと思ってしまう。特に受験なんかでピリピリし始める10月に放送開始されてもなぁ。これを見て「教育現場の崩壊は全て教師が悪いんだ、教師という存在そのものが全て悪い」と思い込んでしまう視聴者はいないと思いますが(半分皮肉です)、学園ドラマはもうちょっと気をつけて放送すべきじゃないかとか思ってしまいました。最終的には子どもも教師も歩み寄れる形で終わってくれることを望みますが、今みたいに「教師の悪さ」「悪い教師」というイメージが先行しているようでは、ちょいと心配です。