太陽と海の教室 最終話

櫻井先生の必死の補習により、未履修問題も解決。そして10年後に向けた「君たちは誰だ」という問いに生徒達は答えることになる・・・、という、もうちょっと切り込んで欲しかったなぁと思うような最終回。シュメール人のことがもっと知りたいとか答えてしまう生徒達や、シュメール人について高校の頃レポート書いてましたという教頭の都合の良さがどうもしっくり来なかった。と同時に、「学歴社会は無くならない」という理事長の正論に共感してしまう部分もあったので、私みたいなのは純粋に楽しめないドラマだったんでしょうかね。
全体的には優等生が受験戦争以外の勉強その他に目覚めていくシナリオとして描かれながらも、中盤以降は「大切な友人の死」と誰が死ぬのかヒヤヒヤさせつつ、最終的には未履修問題に切り込んでいった意欲は買います。こうまとめると凄いドラマだったんだなぁ、と。それだけに少し結論(自分探し的なモノ)がベタ過ぎたような気がしますが、生徒達がスタートラインに立てたということでハッピーエンドかなぁ。でももうちょっと頑張ってほしかったように思います。