巨人、小笠原選手サイクルヒット

巨人の小笠原道大内野手が3日の広島19回戦(京セラドーム)でサイクル安打を達成した。プロ野球62人目(66度目)で、セ・リーグでは30人目(32度目)。小笠原は第1打席で単打、第3打席で本塁打、第4打席で三塁打を放ち、8回の第5打席で二塁打を放った。
サイクル安打は昨年9月にズレータ(ロッテ)が楽天戦で記録して以来。
巨人の小笠原がサイクル安打達成=プロ野球

◇勝利呼び込んだサイクル安打…巨人・小笠原

巨人・小笠原が達成したサイクル安打は、勝利にも直結した価値ある記録となった。

四回の27号2ランは、1点を勝ち越した直後に飛び出した。六回に放ったフェンス直撃の中越三塁打は、3点を追いつかれた後の勝ち越し打となった。

そして、記録達成の八回。「少しは(記録が)頭をよぎったが、打とうという気持ちだけ」で振り抜き、右翼線二塁打。無死二、三塁と勝負を決定づける場面をおぜん立てし、ラミレスの3ランを呼び込んだ。小笠原は「(記録より)ラミちゃんが打った方がうれしい」と6年連続で100打点の大台に乗せた同僚をたたえた。

小笠原は試合後、逆転優勝について「大きなことは言えない」と言葉を濁したが、試合中には「絶対勝ちたい。シーズンを終える時に優勝の喜びを味わっていたい」とのコメントを残している。快挙達成は、勝負をあきらめない姿勢が生んだと言っていいだろう。
<巨人>継投で逃げ切る 広島も2度追いついたが…

実は(と言うほどでもないんですが)現地で見てました。友人に誘われて何の気無しに観に行ったら、まさかまさかの大記録。追いつけ追い越せで、最後まで気の抜けない、最高のゲームでした。観に行った中で最高の試合です、ホント。
ファインプレーあり、ホームランあり、セーフティバントなどの小技あり、渋い当たりあり、サイクルヒットまでやってくれて、クルーンの速球も観れたし、ああもう言うことなし。
最高のシーソーゲームでした。まさに総力戦、と言うべきです。今日は観に行って本当に良かった、そう思わせてくれました。これだから野球はやめられないなぁ。野球の魅力がギュッと詰まった一戦で、また一つ野球にハマりそうです。