星野JAPAN強化試合

ケーブルテレビで何とか観てました。一応断っておきますと、選手名は敬称略。

VSパ・リーグ選抜

投手の方は言わずもがな、先発候補のダルビッシュ、涌井、杉内と、どうもパッとしない投球でしたね。特に涌井は満塁のピンチを2度も招くなど、よく1点で済んだと思わず感心してしまうほどでした。ピンチに対して強いというべきか、相手の拙攻だったと見るべきか難しいところでしたが、ピシャリと抑えるところが見たかったですね。一度も三者凡退が無かったというのはキツい。
投球のテンポが攻撃にも影響してたようで、頼みの「つなぎの野球」が披露出来たのは5回のみ。連打連打で小気味よく点数を挙げられたのは良かったですが、他の回でも盗塁やバント、エンドランなどの小技が見たかった。
6-4で一応勝利。かなり危なげでしたが。

VSセ・リーグ選抜

先発の和田が3回を１安打ピッチングと、本番を見据えてか本気モード。打線も相手のミスにつけこみ新井の犠牲フライで１点先制･･･するも、４回に落とし穴。まさかまさか、川上があそこまでやられるとは･･･。西岡のエラーもありましたが、１アウトも取れずに自責点８（多分）。続く田中も２回を投げて川上の残した満塁のランナーを返されたり、５回には満塁のピンチを招くなど、２失点でいまひとつ･･･。
打線は４安打。セ球団を代表するセットアッパーの見事なリレーで抑えられましたね。

総評

やっぱり投手陣にかげりが見えてしまったかな、と。ダルビッシュが「本番ではちゃんと抑えるから心配しないで」と言ってたように、バッテリー間で色々試していたんでしょうが、こういう結果になるとどうしても心配してしまいますね。出番のなかった成瀬なんて、オールスターの２回８失点が直前の記録・記憶になってしまいますし。後ろの三人は２試合連投で無失点だったものの、ピシャリとは行かなかったのでそこに不安があるといえば不安がありますね。
打つ方は･･･まぁ、本番になれば小技を駆使して１点を取りに行く野球をしてくれると思いますので、打線が乗ってつながってくれることを期待しましょう。
星野監督が「北京ではこんな無様な試合はしません」と言ってたので、それに期待しておきます。金メダルが取れるように祈ってますよ、マジで。