バッテリー 最終話

瑞垣が3番に昇格し、ショートゴロ・・・とかそういう話ではなく、もう会場に来た連中全員に向けて俺たちの野球を見せてやろうぜ、というサッパリとする最終話。1球の緊張感を表現出来るのって野球の強みだよなぁ・・・とか思ってたら、あんまりなオーラが飛び出した・・・。これは後述。
コントロールを無くした巧に対して「思いっきり投げろ」という豪だとか、母親に「ありがとう」と告げて試合に出る巧だとか、犬や弟が青空を見上げたりするシーンは良かった。あとチア+尺八軍団は独特の雰囲気が出てて良かった。
全体的に本当にサッパリとしてて、中学生らしい諍いやドラマを通して、ストーリーの部分ではほぼ文句なし。ただ演出面が全体的に凝りすぎていたような。まぁ、リアル路線の作品だったかどうかは別にしても、豪速球の表現や、特に最後の最後で放ったオーラ溢れる投球がどうも違和感があった。
結果がどうなったのかわからない門脇との勝負や、結局三振を奪えなかった瑞垣との勝負など、引っ掛かって残ってしまう部分もあったけれど、全体的には面白かったと思います。これを機に原作を読んでみたくなった方も多いのではないでしょうか。