ガンダム00
今週の沙慈は姉の死によってさらにガンダム(CB、イオリア)に近づいてしまいました。今ガンダムが宇宙で戦っていることと、「宇宙で待ってて」というルイスのメッセージを照らし合わせると、沙慈がどんどん戦場に近付いていく実感が嫌でも湧いてきてしま…
今回の話で最も大きかったのは、沙慈の進路が定まったことでしょう。全てを知ろうとした絹江は「戦争」を体現するサーシェスに殺され、彼を繋ぎ止めておくものは無くなってしまいました(彼を引き止めるべきルイスの「手」はガンダムにより再生不能になりま…
さて、今回本当に「再確認」された「絆」は、言うまでもなく沙慈とルイスですね。 ガンダム00において、色々な形で「絆」は提示されて来ました。前回のグラハム・エーカーがハワード・メイスンの墓参りをするシーンでは、まさにその「絆」が確固たるものとな…
ガンダム00において、刹那達の属するCBは、これまであまり好意的には見られませんでしたが、「悪」としてのトリニティの存在が刹那達を「正義」のガンダムとして肯定することを可能にした、とは前回述べた通りであります。 これまで刹那達は、良くも悪くも4…
今回はルイスの肢体の喪失について考えます。今回、これが最も大きな出来事であり、そして今回の話を「転換点」とする大きなポイントだと考えているからです。 その前に、「携帯電話が繋がらない」という事態から考えていきます。 今作のガンダムから発せら…
前回はルイス、沙慈はその存在において、またトリニティはその行為において、「越境者」であるという話だったはずです(トリニティは戦争と「平和」の境界線を容易く破ります)。 今回は少しタイトルに反しますが、沙慈はこれからどうなるのか、ということを…
新・アニメ・批評さんの言及に見られるように、今回はガンダム00において非常に重要なエピソードでありました。当方では、これがガンダム00の大きすぎるターニング・ポイントであると言っておきます。 ルイスは、本作において重要な位置にあり、かつどこにも…