戦場のヴァルキュリア 最終章「決戦」

VS人造ヴァルキュリア、マクシミリアン。第7小隊のそれぞれのキャラの戦いぶりも見せ、ファルディオも合流・・・して死んだっぽいけれど、最後としては上手くやったのでは。ただマクシミリアン戦は、やっぱりどう見ても小物過ぎるので、バトルとしては物足りなかった。自分がバカにされたところと槍に傷がついたところでしか激怒しなかったマクシミリアンは・・・やっぱり小物。序盤の風格が最後まで保てなかったか。決着のつき方はアリシアの何だかわからないエネルギーで槍が爆発して小物自害。やっぱりバトルとしては物足りない、いや槍で吹っ飛ばすのとどっちがいいかと言われれば微妙ではあるけれど。
その後はキスで二人とも無事、部隊に帰還して・・・という、これまたベタベタなハッピーエンドだった。お約束が悪いというのではなく、そこがいい。この作品は結構お約束を踏襲していて、ベタながらも力強い、というか手堅い作品だった。恋愛沙汰は中盤のいざこざがまずかったし、戦争モノとしては序盤のエーデルワイス号強すぎ→終盤のヴァルキュリア人強すぎ、の流れが何とも。リアル志向の作品だと思っていたけれど、これでよかったのか。原作ゲームに忠実(らしい)影のつけ方など、絵的に評価できる部分もあって好印象。妙に男の「ラララ」が響いてて、結局イエーガー生きてたのかよ、な結末には色々とびっくり。いい作品ではありました。
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