仮面ライダーディケイド 第28話+第29話

「人類にとって大迷惑な存在なのだ!」
関西は高校野球の影響で遅れてアマゾン編。今回は大ショッカーが世界的に「正義」、ライダーが「悪」という世界で、前半はその辺りの機微を描けていたと思うけれども、後半で拍子抜け。マサヒコが大ショッカーのやり口を見て大ショッカーが悪だったことに気付くのはいいんだけど、それが「自分が怪人にされるところだったから」というのがなんとも。大ショッカーが正義なら、怪人は正義のヒーローのはずなので、改造されるのは嬉しいぐらいだと思うんだけど。ナマコ怪人が嫌なのは当たり前だろうけども。ヒーローになりたくなかったのか、戦うのが嫌だったのか・・・まぁ置いておこう。でも最後のエピソードの前に、大ショッカーが正義の味方扱いされている世界を出すというのは、構成としては良かったと思う。アマゾン編は色々とネタとしては面白かった。次回はライダー大戦編・・・多分ラストになると思うんだけど、このタイミングで剣崎がさも重要人物のように・・・素晴らしい。