宇宙をかける少女 第15話「魔女の騎行」

宇宙へ戻った秋葉を待っていたのは、宇宙をかける少女となった妹ナミ。自己を持たない人間はネルヴァルに取り込まれ、アイドルとしての自己実現に失敗したナミが魔女になってしまうという展開は、「自己実現」をテーマにした本作にふさわしいなぁ。最終的にはナミを秋葉が肯定する感じで終わるんだろうけれど。しかし、持たざる者としての秋葉が優遇されて私が何故・・・といったナミの気持ちもわからなくもないため、秋葉の自己実現を伴った和解しかないんだろうなぁ。つつじはベンケイとともに仲間入り・・・と思わせて、そうそう上手くはいかない様子。そもそもつつじにしてもナミにしても、目立たない、好かれない的なマイナス感情で宇宙をかける少女になったのに、秋葉自身はどうなんだろう。レオパルドが神楽に精神崩壊(?)させられたところで次に続く。自己実現が出来ていなければ、ブレインだろうと人間だろうと駆逐されるようになってるんだな・・・。
OP変更。単独カットを獲得したエミリオと、削除されたフリオの明日はどっちだ。クサンチッペやベンケイなどのブレインが頭角を現してきたけれど、ミンタオとブーゲンビリアはまさかのメインキャラ入り?やっぱりアレイダと高嶺が斬り合ってるので、高嶺の復活なんかにも期待したい。しかしメインはあくまでも秋葉VSナミか・・・。秋葉のQTアームズが火の鳥になって飛んでいくのはグラヴィオンツヴァイっぽかったけど、こういうロボットアニメ的な側面にも期待。