CLANNAD AFTER STORY 第17回「夏時間」

「じゃ、行くか、二人で」
朋也、灰色の5年間。仕事に精を出して・・・というより、パチンコやタバコでガンガン浪費してるイメージが焼きついていたので、ほぼ原作どおりで嬉しかった。早苗さんは、妻を失った男に対して「好みのタイプ」とか言っちゃ、禁断の愛に発展しかねないところだけれども。しかし、不精ヒゲだとか目の下の皺とかで、5年の歳月の経過を表しているのはアニメならではかな。
そして親子は5年ぶりの再会を果たす。顔も見たことが無かったとのことで、実際は出産以来初めての顔合わせになるのかな。汐と出会った瞬間に光が差す場面は、最初に渚と出会った場面を彷彿とさせる好演出。幼女にこおろぎさとみ声は定番といえば定番だろうけど、ストレートでいい。しかし親子だけあって渚によく似ているし、特に瞳の輝きが瓜二つなので、これなら朋也が避け続けてきたのもわからなくはない。自分の子ども放ったらかして5年も何やってるんだという感じもしなくはないんだけど。
結局早苗さんと秋生さんの計画どおり(?)、一日遅れとはいえ二人で旅行へ。やさぐれ朋也のあの名台詞もちゃんとあるようなので期待しておきたい。渚の死を乗り越えて、二人は本当の親子になれるのか。ここからが山場なので、見る方もしっかり構えておかないと。