ありふれた奇跡 第六回

加奈の「子どもが出来ない」発言から、急に「子どもってこんなにいたんだな」状態になるぐらい、子ども話が続く。そうか、先週の妙のママの長男が亡くなった話もこの一連だったのか。子どもが出来ない原因は、最初の彼との子どもの中絶。外国人がいる風景は、中絶した場所が東南アジアだったからで、外人に強姦されたとかじゃなかったようで、とりあえずは一安心。しかし加奈は子どもが欲しいし、翔太は子どもが何人も欲しかったはずなのに加奈が好きすぎて子どもはいらないとか触れて回るし、翔太が短絡的過ぎる。どこまで空回りし続けるのやら。
翔太の「子どもはいらない」発言を巡って、田崎・中城両家はちょっとした騒動に。翔太としては本当のことを言えないから、自分は子どもがいらないというスタイルを貫くしかないけれど、そんな短絡的なところがトラブルメイカーになるという、かわいそうではあるけれど、それ以上に加奈が辛いはずなので同情しにくい。そのせいで女装仲間だった両家の父も仲たがいを起こすし、これからどうするつもりやら。
妙のママはどうにか復帰。権藤も含めて、藤本と子ども談義。空気を読めとは言えないけれど、余計に加奈が辛い。結局は、子どもが欲しいけど出来ない加奈が一番気持ちとしては辛いわけで、でも周囲はそれを知らないから翔太の空回りも含めて誤解が渦巻く、と。次回はいきなりプロポーズ&自殺未遂バレっぽい。両家の祖父母が会っている場面はほほえましかったけれど、子どもはいらない発言を直に聞いている中城祖母としてはどうなんだろう。