CLANNAD AFTER STORY 第16話「白い闇」

「出会わなければよかった。・・・・・・そうすれば、こんな哀しみも生まれなかった」
「――出会わなければ、よかった」
渚、汐の出産と引き換えにこの世を去る。大きくなった渚のお腹や、久々の幻想世界と人形の諦め、久々に友人同士で親しく飲んで・・・という印象深い回だっただけに、Bパートのショックがあまりにも大きい。朋也と渚と汐、三人だけの真っ白な世界で会話する様子が何だかとても哀しかった。最愛の娘を奪ったのは自分じゃないかと責める朋也は、本当は早苗さんや秋生さんのことを、いや渚のことすら信用してないんじゃないかと思ってしまう。今回ばかりは、感情的でないと見られない回だし、これ以上書けそうにありませんので、ここらでキーを叩くのもやめます。ラブ&スパナとか、小ネタも充実したいい回だったんだけど。
次回は渚を失ってからの朋也の空白の時間か。破った表札、白に染まる街、溜まった郵便物が物悲しい。ここからしばらくは汐と向かい合えるかどうかの話になるはずだけど、とりあえず「かくされた世界」の可能性を信じて待ちたい。