RIDEBACK 第3話「そして旗(フラッグ)はふられる」

愛機のフェーゴはレギュレーション違反のカスタムマシンなので、やむなく新型機バロンでレースへ。いつものマシンじゃないのでガッカリする琳の表情から、いかにフェーゴとの「相性」が良かったのかが伝わってくる。制御装置を外したバロンで参考記録4位、しかも琳の凄さにバロンがついていけずにブッ潰れるというのはあまりにも凄すぎる。ちょっと強調しすぎじゃないかとも思うけど、今後の展開を考えると、悠長にレースなんてやってられるのは今のうちしか無いだろうから、これでいいのかな。ラストのフェーゴとともに月面をバックに飛ぶ琳が素敵過ぎる。やっぱり琳のパートナーはフェーゴしかいないな。
と同時に、アメリカから大佐がやってきて白ライド部隊は日本でこそ生きるとか軍事運用を提案したり、実際に自国でそれをやってただの言ったり、岡倉さんがそういう政治的なところにかなり着目していたりと、暗い影があくまでもよぎる。と思ったら次回、早速戦争に巻き込まれるのね。銃まで持ち出して、本格的に暗い展開になりそうなのに、「しょう子、危機一髪!」とかいうサブタイトルに、スーパー菱田君劇場なる次回予告のせいでおちゃらけて見える。でもやっぱり戦いは避けられないか。「少女は鉄馬(ライドバック)に恋をする」というキャッチフレーズがどこまで有効なのやら。むしろ恋人とともに戦場を駆けるような感じになってしまいそう。