屍姫玄 第4話「異月の貌」

青春時代を謳歌する、学生時代の嵩柾と異月。しかし師匠の言葉と屍化した親友を殺せなかったということが、二人を悲劇へ導く・・・という過去。二人のラブラブっぷりと、あくまでも人間として生きようとする異月、それを人間として見ずにはいられない嵩柾の若さ・愚かさが辛い。嵩柾の言っていることはどう考えても今オーリが言っていることだし、梅原が嵩柾に言ったのは今嵩柾がオーリに言っていることだし・・・歴史は繰り返すのか、それともどこかで変えることが出来るのか。そもそもの始まりが赤紗が屍姫を愛したことだし、梅原師匠の屍姫もフレッシュじゃないし、どういうことだろう。ここで嵩柾が親友と本格バトルで今度こそ過去と決別しようという展開は熱い。
そして再び牢獄送りになりそうになるマキナの前に、屍化した景世が登場。これが本物だろうと偽者だろうと、オーリとマキナによる景世の死の乗り越えというテーマの鍵になってきそう。でもオーリは嵩柾の方にいるわけだし、どうする気だ。後回しにしてラスボスにするわけでもあるまいしなぁ。あとEDの梅原さんが前回の温泉覗き姿から座禅に変更。この人キャラ自由自在だな。