仮面ライダーキバ FINALE「フィナーレ キバを継ぐもの」

名護さんVSビショップ、ついに因縁の対決。恵とのコンビネーション・・・は大して役に立たず、結局正面から来たところをぶった切るという真っ正直な戦い方に。名護さんは死ぬのかと思いきやまさかの視力回復、恵ともお互いの関係を見つめなおして再スタートか。いやぁ、悪人からボタン引っぺがしたり「私が正しいから従いなさい」とか言ってた人には見えない。
渡VS大牙は、あっという間に兄弟VSキングに変更。父親の声にしたがって復活してから先、なぶり殺しにしか見えない。クイーンが生きていたのはアリなのか。ともかく、ダブルキバの協演は見応えあったし、サガのギミックを生かしたトドメのシーンも良かった。単に大牙がドSなだけじゃなかったんだな。
最後は大牙がファンガイアと人間との融和を図るために会社を建て直し、名護さんと恵の結婚式。肝心の主人公の渡はここでバイオリン演奏・・・・・・って何だこのオチは。22年後から息子がやってくるとかいうオチはまったく予想できてなかった。正男とか名付けたの誰だ。あと母親誰だ。ネオファンガイアって何だ・・・
もう突っ込んでもキリがないので総評。最序盤の迷走っぷりから、現代と過去が密接に交わってきた中盤〜終盤にかけての勢いある展開の差が凄い。前半で切った人も絶対いるだろうから、いろんな意味でもったいない作品になってしまったような気がする。終わり良ければ・・・・・・といえないぐらいぶっ飛んだオチも含めて、エンターテインメントとしての爆発力を評価したいところ。何だか異様な作品だった、いろんな意味で。
次週からはいよいよ平成ライダー10周年、仮面ライダーディケイドが放送開始。やけにザビーがデカデカと取り上げられているような気がするんだけど、ホッパー兄弟の活躍はあるのか。あと渡が主人公に話をしてる辺り、キバの続きなのか。ラスボス、ネオファンガイアじゃないよな。