CLANNAD AFTER STORY 第12回「突然の出来事」

「渚・・・結婚しよう」
芳野さんの口からついに明かされる「昔話」。芳野さんの過去はいつ見てもやっぱり重い。自分のために歌い続けていたのがいつの間にか知らない幾多の人々のためになって、その重圧を一人で抱え込んでやがて逃げ出して・・・という。それをずっと覚え続けていた公子さんが凄い。あの人、やっぱりあの進学校じゃ浮いてる方なんだろうな、性格的には。最終的に「帰る場所」としての町に戻ってきて、公子さんとゴールインしたという展開は泣かせる。それが後半の朋也と渚のテーマにも繋がってくるわけで。
そんな朋也は父親が逮捕されたせいで栄転の話は無くなるわ、町の人に噂が回りに回ってるわで怖い。最近ようやく周囲と上手くいくようになったのに、父親が自分の邪魔をするという朋也の意見は結構的を射てると思う。結局それを救い上げることが出来るのは渚と古川家の両親しかいないし、この町しかないわけで・・・事後的に見れば、この町を出る、親父の呪いの届かない場所まで逃げるという朋也の判断は正しくなかったわけだけど。
いいところで2週間休み。次回は「卒業」とのことだけど、どうなるんだっけか。