ef - a tale of melodies. 第9話「return」

「怖ぇよ･･･俺一人だよ･･･」
雨宮先生、夕の描いた優子の絵に過去の妹を見出し、絵と心中。結局自分の妹に縛られてたのは先生の方だったわけか。絵に描かれていたのは優子なのに、自分の妹にしか見えなかったわけだし。「背負って生きるんだ」という夕は死んだ妹と訣別、絵と心中した先生は「一緒に死んでやらなかった」という、夕に対して責めたことを自分で引き受けてしまったと。夕が勝ったというよりは、先生が自滅した感じではありますが、一応これで夕・優子の主たる問題は解決か。あとは「雨宮優子にはもう会えない」という久瀬の言葉通りなら、その場面が最後の問題かな。
現在編は仮面を被り続けて全て清算したつもりだった久瀬が、ミズキのせいで結局仮面がはがれてしまう話。自分の仮面との対話、死ぬのが怖いと自覚するまでのプロセスが長かったけど、これでようやくハッピーエンドが見えてきたか。ミズキは学園の屋上の合鍵を二つもらったり、優子に勇気をもらったりと、これからパワーアップして無敵状態か。ミズキと優子に接点があったというのが意外ではありますが。