今週のジャンプ

52号。今年ナンバーのジャンプはこれで最後か。

バクマン

1ページ9000円・・・ジャンプの原稿料がついに明らかに。新人でこれとなると、中堅やベテランは結構な収入があるんじゃないだろうかと勘繰ってしまう。9000×45の計算はあえてするまい・・・。ペンネームは亜城木夢叶でマジで決定か。原作・作画分けずに共通ネーム使うと、ゆでたまご先生みたいな感じになるんでしょうか。それにしても、圧倒的に「面白い」と自分のマンガを褒めるサイコーや編集者たちのプッシュっぷりから、敗北フラグがビシビシと・・・。結局読者が決めるんだよね、な結果になりそう。

ネウロ

「今まで・・・ご苦労だった。腑抜けの未来に・・・精一杯の幸あれ」
目の前で二人の親しい人を失った弥子に突きつけられたのは、ネウロとの別れ。「最初から出会わなければよかった」は後で否定されるテーマとしては最大級のモノだけど、この作品ではどんな形でそれをするのか。対して笹塚の死にそれほど動揺した様子のない石垣は、ついに覚醒したのかと感じてしまう。遅れて到着するみたいだし、葛西相手に上手く立ち回ってくれればいいけれど。目の前で笛吹が死んだりしないだろうなぁ。同じ人の死に対して、弥子と石垣の受けとり方の対比が今回のテーマか。それをどう克服してくれるか。

PSYREN

掲載位置がちょっといい感じに。影虎は見事なまでにやられて、アゲハと子ども達が救出に向かうことに。子ども達は来るべきワイズとの戦いに備えて鍛えなくちゃいけないので、ここでの実戦投入は正解か。しかしこれが既に歴史に織り込み済みなら未来は変えられないし・・・一体どこまでが正史でどこからがパラレルなのかが全くわからないので、むしろ不安すら感じる。

バリハケ

セーラー服の上に学ランをまとった団吾の登場に、オタクと不良が闘争激化・・・から融和。元々派遣漫画だったことを考えると、不良バトル漫画になったりするのは想定外の路線変更だったのか、この作品はどこからどこまでが予定調和だったのか全くわからなかった。最終的には綺麗な形で終わってくれたし、作者も「書きたいことが書けた」と言っていたので良かったけれども、もう少しミスフル的な熱さが欲しかったと思ってしまうのは懐古主義か・・・。