機動戦士ガンダム00セカンドシーズン #08「無垢なる歪み」

「大佐〜!来ちゃいました〜!」
ついにリジェネの口から明かされる、イオリア計画の全貌。CBによる武力介入から世界の統一、そして新人類イノベイター主導による外宇宙への進出・・・多分宇宙クジラとかがいて、対抗するために遺伝子組み換えとかしちゃうんでしょうね。
アロウズ側はピーリス中尉の死を受けて・・・特に悲嘆にくれるなどの動きもなく、イノベイターがついにアロウズ内部に参戦。と同時に、7度の対ガンダム戦を生き延びた「不死身のコーラサワー」が復帰!マネキン大佐アロウズからコーラサワーをわざと遠ざけていた辺り、大佐からコーラサワーに対する限りない愛情を感じる。これ大佐の死亡フラグだったりしないだろうな、と疑いつつも、二人には是非とも幸せになってもらいたい。
マリーは結局CB側につくことに。多分人員不足に陥って何か仕事をせざるを得なくなるような気がしてしまうんですが。アレルヤの問題がこんなに早く全部解決したわけでもなかろうし、何らかの形で戦線復帰はありえるかも。フェルトがマリーに暴言吐く→アレルヤが慰める→フェルトがマリーに謝る、の流れが美しい。と同時に、真実を突きつけられたティエリアがロックオンの妄想で励まされるシーンも・・・フェルトにしろティエリアにしろ、ロックオン大好きだなコイツら。ティエリアにいたっては、何故かリボンズに指摘されるレベルになってるし、やっぱりロックオンの存在は大きかったか。そうなると今のロックオンの立場が・・・。
今回のメインであるパーティーは、女装ティエリアの奇妙なインパクト、サラリと復帰したビリー、刹那とルイスの再会など見所たっぷり。今回はガンダムの出動がなかった分、キャラ同士のやりとりに十分に割いてくれたのがありがたかった。リボンズティエリアが妙にダンスが上手かったり、ここで刹那とルイスが4年前に出会っていた設定を生かしてくれたり、ビリーのCB(というかスメラギさん)に対する限りない怒りを表して・・・と、キャラ描写にもかなり気合が入ってる模様。窓ガラスに映ったルイスのドレス姿を見つめるアンドレイとか、小さいところにも気を配っていたような。これでブシドーまでいたらメチャクチャになったろうけれど。
ティエリアにも戦う目的が出来、いよいよ世界の歪みと対決・・・の前に、立ちはだかるはアザディスタンを滅ぼしたあの男。第1期を見てた人たちは、「ところがぎっちょん!」でニヤリとしてしまったんじゃないでしょうか。