CLANNAD AFTER STORY 第6回「ずっとあなたのそばに」

志麻くんの女装はともかく、志麻くんが実は志麻くんじゃなくて志麻くんの飼い猫で、美佐枝さんとお互い好き合って消えちゃって、でも実はずっとそばにいて・・・という、実にKEYイズム全開の話。朋也の夢の中で猫がメッセージを伝えるあたりも、いかにもファンタジックで素晴らしい。ただ、「今日ぐらいは遊んでやるか」の美佐枝さんの色気は原作を完全に凌駕してて、これはもうヤバいぞ、まさか猫と・・・とか思わせてしまう。
本編では智代編の文化祭と絡めての美佐枝さんルートを、秋祭りという時間軸の中に落とし込んで成立させた点は見事。CLANNADの文化祭って結婚式、コンボ、美佐枝さんと猫、そして演劇本番とイベント盛りだくさんだったので、これらを分散させた手腕は見事としか言いようがないですね。まぁ、一つにまとめて文化祭でドーン、というカオスな展開も、今思えばアリっちゃアリですかね。光が上がり、桜が舞い散る演出の美しさも加わって、サブルートの一つとは思えないぐらいの存在感を発揮しておりました。次回からはゆきねぇ、これはアッサリ行きそう。