土日のアニメ

鉄のラインバレル 第1話

無敵の力が俺にはあるんだ・・・というコンプレックスで友人を遠ざけ続けてきた少年が、ついに本当の力を手に入れちゃって、何を勘違いしたのか「俺が正義だ」と大暴れする話・・・とまとめるとちょっと乱暴過ぎるかな。でも突然落ちてくるロボットや全裸の女性を素直に受け容れることって、そういう「万能感の予感」みたいなものが無いと無理なような気もするので、こういう主人公が現れてきたことはある意味当然といえば当然でしょうか。CGで描かれたラインバレルを初めとするロボット軍団の立ち回りは軽いし、見ていて気持ちがいい。最終的にはコンプレックスを克服する方向に行くのか、それとも歪んだ正義感を貫き通すのか・・・ここに何か「万能感」に対する一つの答えが出てくるような気がしますね。まぁ主人公が死んじゃったことが明らかになったわけですが、次回からどう動かすのか。今期のCGロボット枠はこれで内定ですかね。

テイルズ・オブ・ジ・アビス 第3話

前回が2話スペシャルだったので、今回早くも3話目。やっぱり六神将が出てくると盛り上がるなぁ。ラルゴが死んだまま放置されてるのって、原作でもこうでしたっけ。あとで絶対生き返ってくるんで心配ないっちゃないですが。タルタロス奪還どころか閉じ込めてその間に逃げる、という流れはゲームでもそうだったのに、アニメでやるとまたシュールに・・・。あと、1話で魔物を切り裂いた時には血がつかなかったのに、兵士を突き刺した剣が血に汚れていたシーンは、ルークが抱いている人を殺すことに対する重みのようなものが表現されていて好感が持てますね。次回・・・でそこまで進むのかよ、というような急展開。これ13話で終わり・・・じゃないですよね?

とある魔術の禁書目録 第2話

インデックスはあらゆる魔術書に目を通して記録した、歩く魔法図書館なんだよ・・・という話。てっきり魔術書を体に封印したとか、体が魔術書で出来ているとかそういうモノだと思っていたのである意味ビックリ。でもその記憶する能力のせいで魔術が行使出来ないわけか、と思うと納得。魔術は才能のない人間が超能力者と同じことをするために生み出された、というのは思わず納得してしまった。だとすると、東京の3分の1を占める学園都市でその超能力者(=才能のある人間)が養成されているのは、魔術師にとっては一種の劣等感を感じさせるんじゃないだろうか・・・。
バトルに関しては、炎を巻き上げるシーンでチリチリと火花が散ったり、それを打ち消す右手、消滅するたびに作り出される炎の巨人など見所タップリ。ルーンをコピー用紙でプリントしたあたり、魔術師の器が知れるといったところではありますが、何とも・・・。最後の負け方も噛ませ犬っぽかったしなぁ。
インデックスの治療をするのは先生ですか。ということは、先生=才能のない人と当麻が思っているわけで・・・あとあのロリっぷりでタバコとビールが散乱しまくってるのはシュールすぎる。部屋の中にいるだけで回復魔術を打ち消してしまうって、右手の効力って触れなくても出るってことなのかなぁ。