マクロスF 第20話「ダイアモンド・クレバス」

恋はいつでも命がけ、ということで、一つの恋が銀河に散っていきました・・・合掌。ではなく、あまりにも展開がむごすぎる・・・。
ランカの勘違いでバジュラ大暴走、グロアニメ化が始まったかと思いきや、オズマ大尉とキャシーが殴って大脱出、大統領は結局死ぬしで、かなり救いようのない展開。ナナセも大怪我したし、どこに救いを求めようか・・・と思っていたところに、いきなりクラン大尉が脱ぎだして告白大会、シェリルが歌いだして銀河の妖精ついに復活、と畳み掛けるような怒涛の展開、ここから立ち直ると思わせて・・・。
クラン大尉とミシェルの回想が少なかった、というよりは、この二人は作中で言うほど推されていなかったと思うので、死亡直前の回想が全部「見覚えある」シーンになってしまったのが惜しかったと思います。もっと掘り下げて欲しかったなぁ、ミシェルが女を作りまくる理由も、結局死んだらどうしようもない、という点では若干説得力に欠けてましたしね。しかし最後の最後、「愛してる」を告げて散った点は見事すぎる。行方不明になった「恋」ではなく、誰にも告げなかった「愛」を告げて宇宙に消えて行ったわけですから、泣き度倍増。ところで、告白シーンは死亡フラグがクラン大尉に立ちまくっていた気がするんですが、まさか・・・と思わせて、次回「蒼のエーテル」。次回予告、決意を秘めて戦場に繰り出すクラン大尉の顔がマジすぎるので、ひょっとしたらかなり危ないんじゃないかと思ってしまいますが。