今週のジャンプ

ワンピース

オークションでケイミーを落札しようと思ったら、天竜人に物凄い額で落札されるの巻。はっちゃんの差別描写から始まり、最後の見開きパンチに至るまでの流れは、どれだけ読者をやきもき(イライラ?)させてスッキリさせるかというのをしっかり心得てる職人技。舌を噛んで死ぬ海賊など、今回は人間の描写に力を入れすぎててどうもいつもほどのカタルシスが無くて、かつ暗いものが残ってしまうのがマイナスか。
エースの後悔処刑だの話が進みまくってて、ここから物語がどう動くかは10人の海賊団長たちと「海賊王の右腕」にかかってるんでしょうなぁ。

ダブルアーツ

「昨日の今日でいきなりって事はないと思うぞ?」といきなりガゼル出現フラグを立てるキリは主人公としてヤバい。何故かエルーのことを知ってたり、「とうとうきたね」と本当に未来のことがわかってしまうらしい予言おばさんも怪しければ、お子様ランチを頼むファラン・デンゼルも怪しい。この街は怪しいヤツだらけでかなりヤバい気がしてきた・・・。ゼズゥの襲撃を思うと、前触れなく何が起こるかわからないのがこの作品の怖いところ。

PSYREN

タツオ、意識復活・・・と思ったらあっという間にお別れ。禁人種を支配下に置く男は多分人間の生き残りなんだろうけれど、「どこから来た?」の台詞からすると、過去の世界からネメシスQが戦士を送り込んでいることには気がついていないようで。カードの度数が3つ減ってたり、カブトが謎の小屋を発見したりと、布石もバッチリ。タツオは多分二度と会うことなく死ぬだろうけれど、次はカブトのPSI覚醒イベントがありそう。とりあえず2度目の未来世界編も終わり、再び現代へ。何十人規模で飛ばされて来たのに、生き延びたのは重要キャラ5人だけとは・・・。

ネウロ

完全に弥子がビビってしまったので、吾代&笹塚ペアVSチー坊。薬物を思いっきりブチ込むラストは爽快だったけれど、そこまでの流れが若干力業過ぎたせいか、吾代が凄いというよりはチー坊が小物過ぎた感じだなぁ。これで倒せていれば、五本指は残り二人か。ここから先はさすがにネウロ抜きで進められないかなぁ。まだアヤだとか早坂兄弟だとか協力してくれそうな人間キャラは残ってるけど。

SKET DANCE

スイッチ弟、死す。まさかこの漫画で人が死のうとは・・・。これって元々サムライの弟がどうこうとか言う話で、えっと・・・。とにかく、スイッチ兄は弟の代わりにスイッチとして生きる事に。ここからどうやって立ち直ったのか、どうやってアニオタになったのかは不明だけど。「次号、舞台はいつもの日常に。・・・と思ったら意外な!?」とかいう怖い予告が気になる。