今週のジャンプ

ダブルアーツ

前触れは無かった・・・というか本当に無さ過ぎて泣いた。そりゃ確かにあの護衛がちゃんと護衛の仕事出来るかとか、あんまりに不運な予感のするモノローグが2週続いたとか、そういう前触れはあったにはあったけれど・・・。敵組織のボス格が序盤で顔を見せてくれたのはありがたいけど、本格的にバトル漫画になる前触れか。とりあえず人数は揃ってるので、みんなで手を繋いでフレアの能力で撃退+回復するしか無さそう。しかし追っ払ってもキリの存在は敵に知れ渡って結局旅立ち、という展開にしかならなさそう。

PSYREN

「特技はケンカ」のアゲハ、最強の攻撃力を持ちつつもケンカ経験の無いタツオ相手に大立ち回り。主人公じゃなかったら死んでるぞ、アゲハ。ついでにタツオとの回想シーンを披露してしまったヒリューにも軽い死亡フラグが立ったように見えてしまった・・・。とにかくもヒリューのカッコよさ、朧の天然っぷりなど、内容も充実。タツオはヒリューが、ワームは朧が引き受ける形になっていくんだろうか。主人公&ヒロインコンビの囮以外の活躍に期待。

初恋限定。

野郎軍団の逃避行完結。さらに畳み掛けるように告白大会。この爽やかで潔くも濃い内容と言ったらもう・・・。「でもなんかスッキリした」という財津弟の台詞がここ4週を象徴していたように思うと、青春丸出しの4週間が「スッキリ」する形で終われたのは非常に良かった。楠田と江ノ本は両想いなのに素直になれないツンデレカップルとして今後もエピソードが描けそう・・・という位置にはいないような気がするけれども。

M0

九澄、本物のゴールドプレートの為に九州へ旅立つ。九澄にブラックプレートを与えた校長の判断や、ブラックプレートの為に肉体を捨てた前校長と言った布陣が脇を固めてるからこそドラマチック。
「何もかもみんな魔法にかかったみたいに楽しかった、皆がいて、柊がいてくれて」「ああ・・・やっぱ俺、柊が好きだ」の流れが反則的なまでに美しすぎる。時間制限のある魔法の空間という聖凪高校とそこでの生活がが最も集約された一言だと思う。ちょっとウルッときました。「考えていた事は十二分にやれた2年でした」という作者のコメントも泣ける。次回1年後、愛花との再会で最終回かなぁ。