遊戯王デュエルモンスターズ5D's 第6話「見てくれ!ワシの秘宝デッキ」

結局遊星は収容所送りに・・・というか、収容所のルールがあまりにもシビアすぎる。1ヶ月の収容所生活、6ヶ月の強制労働、以降はサテライトに強制的に送り込まれるという、リアルっちゃぁリアルだけれども・・・。おまけにプロデュエリストによる「かわいがり」が収容所側に容認されていたりと、子どもが泣くぞこの展開。
というわけで(元)プロの氷室VSヤナギ爺さんというのが今回のメインの流れだけれども・・・何ともまぁ。爺さんはカードが大好きな割にルールがわかってないし、氷室は5D'sにどうも多い悪キャラだしで、何とも言えなさ過ぎる展開。爺さんを庇ったり、「意味のないカードなんてない」という遊星がカッコイイというよりは、敵キャラが揃いも揃って「悪」なので、相対的にしか遊星の魅力が見えないような。
前2シリーズに比べて、世界観はシビア過ぎるし、キャラクターは魅力に欠けるような気がするし、面白くないワケではないんですが・・・。初代で子どもだった視聴者層に合わせて大人向けのシナリオにしようと試みているのかもしれないんですけれども、結果は視聴者各自に委ねたいところ。そして今後の展開に期待したいところですね。
暗いところが多すぎて、熱いところで熱くなり切れない・・・収容所を出てからが本筋でしょうから、熱い展開を期待したいところですが。ジャックは前々回のキング論と、今回のキングとしてのプライドを見せる場面で光ってはいるんですが、遊星のスターダスト・ドラゴンとD・ホイールを盗んで行った詳しい事情が見えない以上は感情移入しにくいキャラクターになってしまっているかも。