遊戯王デュエルモンスターズGX TURN-180「真の卒業デュエル!十代vs伝説のデュエリスト」(最終話)

ガッチャ!楽しいデュエルだったぜ!
俺達のデュエルはこれからだ!応援ありがとうございました、遊戯王5D'sにご期待下さい!なEND。多分誰かが先に書いてるとは思いますが、あえて書いておきます。
とにかくエルフの剣士、ブラックマジシャン(ガール)、暗黒騎士ガイア、「亜空間バトル」の効果で出現したバスター・ブレイダー、カオス・ソルジャーらを含め、懐かしの遊戯デッキ大集合。おまけに「聖なるバリア―ミラー・フォース―」や、「魔法の筒」といった最早禁止カード(になってるのかどうかは知りませんが、制限カードぐらいにはなってるでしょう)といった伝説のトラップも発動して、旧世代ファンにとっては非常に嬉しいところ。
最後は「十代の相手をするに相応しい神」として王とオシリスが出てきて、決着のシーンは曖昧にしていたようですが、十代が負けるシーンを最後に描きたくないし、かといって遊戯が負けるシーンを描くわけにはいかないというスタッフの最大限の配慮だったんでしょうね。十代に純粋にデュエルを楽しむ心を取り戻させるためには遊戯と戦わせるのがベストだったし、3年半続いたシリーズのラストとしても相応しい最終話であったと、途中参戦組ながら思います。
作品の総括としては、とにもかくにも効果モンスターを1ターン目からバンバン出しまくって派手なデュエルをしまくり、さまざまな融合でモンスターの見せ場+十代の見せ場を作りまくり、「責任の伴うデュエル」として異世界や世界の危機を通してデュエルをしたりと、かなりエンターテインメント要素が強かったような印象を受けますね。当然派手な分観ている方は楽しめたわけですし、また効果カードが増えることで実際のデュエルモンスターズもより楽しく出来るようになった・・・んだろうと思います。旧世代引退組としては惜しいぐらいですよ。ただ、メインキャラクターを増やし過ぎたのか、見せ場が少なすぎたのか、十代のデュエルばかりが印象に残ってしまったのは惜しすぎる・・・。折角のメインキャラ軍団、途中参戦のヨハン以外も上手に使ってほしかったところ。
来週からはバイクに乗って暴走デュエルということで、「ATK」表記だの、デュエルの用語が変わるだので、一気にアニメも革新が起きそう。楽しい番組になることを期待しています。