パ・リーグ開幕戦、まさかの悪夢

ほぼ手にしていた勝利を逃した野村監督は「悪夢を見ているようだ」。岩隈が7回を1失点。2点リードで最後はドミンゴに託したが、多村、松中に連打を浴び、最後は柴原に逆転サヨナラ弾。「蛇ににらまれたカエル。マー君(田中)に振り払ってもらおう」とぼやくことしきり。


楽天・野村監督 完投してくれるのが一番いいんだけど。岩隈はいっぱいいっぱい。(サヨナラ3ランは)お見事。(うちには)抑えがいないんだもん。


○…楽天・岩隈が7回を1失点に抑える好投。「開幕戦だから気合も入り、思った通りの球が行っていた」と立ち上がりから145キロを超える速球とスライダーで五回までわずか2安打。六回に自らの暴投で1点を失ったが、きっちり開幕投手の役割をこなし、野村監督も「球数が増えると厳しいが、あれだけ投げられれば収穫」と及第点。しかし、3年ぶりの開幕勝利はドミンゴの大乱調で逃し、「精神的にも肉体的にも疲れました」。
http://sports.yahoo.co.jp/hl?c=npb&a=20080321-00000003-maip-base

悪夢を見ているようです・・・。福盛はアメリカへ行き、小山はオープン戦不調で、ドミンゴに9回を託してみれば1アウトも取れず防御率計算不能・・・。復活を期して開幕マウンドで好投した岩隈が報われない、そんな残念過ぎる結果になってしまいましたね。「うちには抑えがいない」「岩隈に勝ちをつけたかった」という野村監督の言葉が悲痛に響く・・・。どうしてこんなことになったのやら。
やっぱり、現代の継投野球においていかに中継ぎ・抑えが重要かということを印象付けられた一戦でしたね。後ろから計算していかないと、前を投げる投手が報われない・・・。岩隈投手には、めげずに頑張ってほしいです。
最後になりましたが、柴原選手のサヨナラ弾はやはりお見事。去年のサヨナラホームランも記憶に新しいですが、ここぞという場面で打てる選手も貴重ですね。