CLANNAD第21話「学園祭に向けて」

誰もいなかった部屋。でも今は、こんなに大勢の人がいる。ひたむきに頑張る渚と同じ時間を、傍にいて共有している。みんな一緒に、喜びを分かち合うために。
お前は凄いヤツだよ、渚･･･。

ラス前の重要なエピソードで、渚の凄さ・強さと、弱さ・脆さを同時に見せるという、非常にトリッキーな話。であるとともに、柔軟体操のアングル等、サービス精神も満載で見ててやっぱり楽しいですね。
問題は「遺伝子を受け継いだ」だの、「愛の結晶」だの、「娘が出来たら大切にしそう」だのと、原作プレイヤーからすればこれはもしや･･･とニヤニヤさせる伏線のようなモノを張りまくったことですね。期待してしまうじゃないですか、アレを。
まぁ、当然「遺伝子を受け継いだ」というのは、渚が秋生さんと同じ演劇を志し、早苗さんと同じように教室の中心になっている、そういうことも示唆しているのだと思います。血は争えないというか、何というか。
とにもかくにも、「渚と一緒で幸せです」と語る早苗さんの日記を読んで、そこまで悲観的になることは無いだろう･･･と思いつつも、両親の夢を犠牲にして自分の夢を叶えようとしていることが、渚には許せないわけですが。その辺りも次回拾ってくれるはずなので、是非とも期待しましょう。
本当に次でラストか、あるいは･･･。もう手遅れかもしれませんが、サプライズ期待してますよ。