デュラララ!! 最終話「則天去私」

「ダラーズは、街だ」
帝人、杏里、正臣の三者が揃い、ドタチンが仕込んでおいたダラーズによって黄巾賊は決壊、さらに平和島・セルティ・葛原によって法螺田は見事逮捕･･･で、新たな日常に戻る。臨也と杏里の宣戦布告なんかもあって、臨也がかなり鬱陶しいまま終わるのかと思ったら、サイモンが一発殴ってくれてスカッとした。正臣と沙樹が旅立つ辺りなんかは、臨也のシナリオ通りに行かない部分だったんだろう。人間って面白いなぁ、と臨也と一緒に思ってしまった。最終的には正臣が消えたことでいつもの日常では無くなってしまったけど、それでも帝人と杏里が池袋の街を見下ろすラストシーンはよかった。
全体としては、とにかく目まぐるしく状況が変化し、ナレーションが変わり、コメディチックなところから三人が相対しあう最後の流れまで、上手く出来ていたな、と。アニメとして毎週観ていてワクワクさせられた。やっぱりこれはアニメ的に大事なことだと思うので評価したい。
デュラララ!!×8 (電撃文庫)
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