今年のベスト/ワーストアニメ

トラックバック用:参考リンク
http://d.hatena.ne.jp/ill_critique/20091220/1261317064
http://d.hatena.ne.jp/episode_zero/20091220/p1

概要

■「2009年ベスト/ワーストアニメ」

執筆形式・論述分量自由
ベスト/ワーストの定義も自由
挙げる作品数も自由
書きあがった記事は「反=アニメ批評」か「EPISODE_ZERO」の告知記事にトラックバックを送っていただければ、後々そのまとめ記事を作成します
記事の一斉アップ時間は12月27日(日)23時〜24時の間(23時直後推奨)
その時間帯は都合が悪いという方でも、年内にトラックバックしてくださればまとめ記事に対応させていただきます
(質問があったのですが)「はてなダイアリー」以外でも、ブログをお持ちの方でしたらどなたでも大歓迎です。何ならtwitterでも問題ありません
トラックバックが難しい場合は、こちらのコメント欄等で連絡していただく形でも結構です

というわけで、やや文章力その他も低く、アニメもそれほど本数観たのかといわれそうな自分ではありますが、こういう行事には進んで参加しておいて損はないでしょう。というのも、アニメを「観る」というやや個人的な体験を皆で共有できる、そういったお祭り的な企画に乗っておくこと、そしてこのブログを見て下さっている方々に、わずかでもこういうイベントがあると知っていただければ、それだけで十分であります。そして何より、自分が今年のアニメについて反省しておきたいというのもあります。
以下今年観た作品のリスト等書き出しますが、ちょっと縦に長くなります。ベスト・ワースト作品の一覧表は下の方にまとめますので、本文を読み飛ばしてそちらだけご覧になっていただいてもかまいません。

今年視聴したアニメ作品のリスト(順不同)

・1〜3月(昨年からの継続含む)
鋼殻のレギオス」「まりあ+ほりっく」「とある魔術の禁書目録」「鉄のラインバレル」「RIDEBACK」「とらドラ!」「宇宙をかける少女」「みなみけ おかえり」「機動戦士ガンダム00」「CLANNAD AFTER STORY」「空を見上げる少女の瞳に映る世界」「屍姫 玄」
・4〜6月
けいおん!」「バスカッシュ!!」「ハヤテのごとく!!2nd」「戦場のヴァルキュリア」「ティアーズ・トゥ・ティアラ」「涼宮ハルヒちゃんの憂鬱」「タユタマ」「クロスゲーム」「真マジンガー 衝撃!Z編」「鋼の錬金術師FA」「シャングリ・ラ」「アスラクライン」「戦国BASARA」「咲-saki-」「Phantom」「亡念のザムド」「夏のあらし!
・7〜9月
大正野球娘。」「CANAAN」「涼宮ハルヒの憂鬱」「プリンセスラバー!」「NEEDLESS」「化物語」「うみものがたり〜あなたがいてくれたコト〜」「懺・さよなら絶望先生
・10〜12月
DARKER THAN BLACK 流星の双子」「生徒会の一存」「とある科学の超電磁砲
・シリーズ継続視聴
遊戯王5D's」
・劇場作品
サマーウォーズ」「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破

以上、42作品・・・あ、あれ、意外と少ない。あと、「かなめも」「東のエデン」等の話題作を見逃す傾向にあるようです。と同時に、案外酷評されてるアニメを意地になって楽しんで観たりするような傾向も。基本的に一話見逃したら最後まで見ない、一話観たら最後まで・・・という変な人種であります。また、上記のリストに入っていなくても、普通に見てたりする作品ってあったりするかもしれません。ご了承ください(あとでつけたしてランキングを変更させていただくことはありません)。

ベスト作品――何をもって「ベスト」とするか?

さて、というわけでベスト作品発表です。
の前に、「ベスト/ワーストの定義も自由」とのことですので、自分なりに「ベスト」の定義を。
とりあえず、テンションが上がることです。要するに、観ていて楽しければ、アニメにそれ以上のモノは基本的に求めません。ただ、設定の破綻、ついていけない精神構造など、「楽しみ」を阻害するものがあれば、それは「楽しさ」を下げます。ただし、それでかえって「楽しく」=面白くなるアニメもあるように思います。「何この終わり方」とかね。
次点で「話題性」。個人的にブログなんぞやって、色々なブロガー様の記事を見たり、自分でも(本当に)拙く*1書いたりしておりますが、やっぱりそういうところから派生してくる楽しみもあるわけで。このアニメ面白いなぁ、他の人はどんな風に見てるんだろう、とか。友人と集まってコミュニケーションツールになるという点も、同時に重要です。個人的に。
というわけで、要するに「おもしれー!」とか、「何これ超ウケる」とか、そういうのをひっくるめて「ベスト」としておきます。それは時に、ワーストの要素を強く含みます。したがって主催者である反=アニメ批評さんがそうしたように、ベストとワーストが重複することもありえます。というか、基本的に重複するかもしれません。
それをひっくるめて、ベスト作品・ワースト作品の発表とします。

以下雑談

まず、上に挙げたリストですが、順番はあまり関係ありません。というのも、まずこのリスト自体、今思いつきで作ったものであり、思慮とか配慮を無視したものだからです。また、個人的には面白いアニメと出会いまくった一年だと思っているので、「ワースト」を字義通り「最も悪い」と受け取られては少々弱りますので、その辺りは勘弁しておいてください。要するに、「ワースト」は、「面白いけど何かヒドい」わけです。
たとえば、ベスト・ワースト両方に挙げた作品が「バスカッシュ!!」「DARKER THAN BLACK 流星の双子」と二作もありますが、この辺りの理由は簡単。バスカッシュはハッキリ言うとマイナス要素があまりにも大きすぎる。設定はメチャクチャ、キャラは掘り下げない、最後辺りはスコア数えるのも放棄してバスケしているかどうかすらわからない・・・。DTBにしても、最後の投げっぱなしはやっぱりヒドい。だけどこの二作品は自分にとって圧倒的に「楽しい」「面白い」。だから、両方にリストアップしておきました。
では、ワーストだけに入っている作品は何か。それはそのものズバリ、「ヒドいところもあって面白かったんだけど、ベスト10入りを果たせなかった作品」と、「単純に観ていてついていけなかった作品」であります。たとえば「宇宙かけ」は皆さんご承知の通り圧倒的に「ヒドい」。けど個人的には毎週観るだけの価値のあるアニメでした、「面白い」から。けれどもベスト10に入るだけの作品ではなかった、それだけのことです。逆に「アスラクライン」は本当にヒドかったように思いますし、「うみものがたり」なんかはテンションが上がらなかったのでワースト入り。「Phantom」は終わり方うんぬんよりも、前半がハードボイルドすぎて、テンションが上がる感じはあまり無かったので。
「ベスト10」にだけ入っている作品は、無論素晴らしくいい作品ではあります。個人的にテンションが上がりまくった「咲-saki-」「NEEDLESS」「CANAAN」は今年の三大作品にしたいほど。「とらドラ!」や「CLANNAD AF」はテンションが上がる・・・というわけではありませんが、やっぱり面白かったのでベスト入りです。
というわけで、以上今年のベスト・ワーストを自分なりに振り返ってみましたが、一つ思ったのは、やっぱり自分は「アニメを本当に観ることが出来ていない」ということ。個人的にどれも面白かった・・・だなんて綺麗事を言いたがる辺り、やはりアニメ視聴者としてまだまだ。酸いも甘いも・・・と言いますか、審美眼を鍛えると言いますか、そういうのが全然できていないなぁ。このブログも長いこと続けてはおりますが、未だに自分自身が成長した実感が持てないのは、その辺り、やや防衛過剰になりすぎる辺りが原因かと思われます。とりあえず今後も更新だけは続けていこうかな・・・と、企画に乗る形で自己アピールをさせていただきました。

*1:そういえば私の文章は自己防衛的になって、「とりあえず」「〜かなぁ」「〜な話。」「〜VS・・・」「次回は〜。楽しみ」「全体としては〜」が多い。自己反省も兼ねて筆記しておきますが、多分改めない。