真マジンガー 衝撃！Ｚ編 最終話「決着！ロケットパンチ百連発」

「ミケーネの神よーっ！」
衝撃の最終話。
Dr.ヘルは自身の野望のためにあしゅらを腐らせ半分にし、全てはDr.ヘルが悪かったんだからヘル倒せば終わるだろう、というのが前半というか20分。ハッタリの効いたロケットパンチ百連発など、見所がやたらとありすぎる。本作は本当にハッタリが効いていて、細かいことをいちいち突っ込ませる余地というか隙を与えなかった辺り、ロボットアニメの王道をしっかり守っていたんじゃないかと思う。ロボットアニメは理屈じゃない、ロマンだ。
ところで１話の暗黒大将軍って何だったの、と思ったところでラスト３分。あしゅら男爵はDr.ヘルの向こうを張る策士で、自らの死をもってミケーネ軍団復活。絶望と世界の終わりの中で、番組も終了！この後はネオスポーツ！
本当の策士は今川監督でした、と。本当に最後の最後まであしゅら男爵にしてやられた。作品の全体的な評価もしたいけれど、それは本当にこの最後の3分に集約されていると思う。要するに「衝撃！」ただそれだけ。･･･いやはや、素晴らしい作品だったことには違いない。続編があるなら待とう。無ければ地球は滅んでしまうのみ。
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