Phantom -Requiem for the Phantom- 第1話

「・・・何処にも存在しない、亡霊」「・・・誰でもない、ファントム」
原作未見ながら、何だかニトロ+だなぁ、というか、王道ガンアクション。暗殺シーン→主人公誕生シーン→暗殺シーンという入れ子の構成は、ベタながらこういう作品だとわかりやすくていい。拉致されて洗脳された主人公が、いきなり完成形のファントムと戦ううちに暗殺者としての資質に目覚め、組織の支配の尖兵としおて戦う・・・という流れも、よくよく考えれば王道。アインの登場シーンが何だかシュールだったりしたけど、アクションとしてはかなり手堅いデキだったのではないかと。記号として扱われるアインとツヴァイが自らのアイデンティティに目覚め、互いへの想いに目覚め、組織との間で・・・という流れになるんだろうけど、人形キャラのアインの異常に上手いメイド演技は・・・。静かで幻想的なOPと、アリプロのド派手なEDの差が激しいけれど、これはこれで良し。次回は訓練ということでまた回想?