3月終了アニメについてのメモ

はじめに

とりあえず3月にアニメが色々終わったので、個人的なまとめも兼ねて色々と。基本的に順位をつけるのが苦手なのでそういうことはしませんが、評価はいつも通り独断と偏見に基づいて行っております。「これ入ってねーじゃん」とかいうのは、多分私が見てないor見れなかった作品だと思います。あらかじめご了承ください。

ノミネート作品(というか単に観ていただけの作品、多分放送曜日順)

・視聴作品(今期終了)・・・「ソウルイーター」「屍姫」「RIDEBACK」「源氏物語千年紀 Genji」「みなみけ おかえり」「とらドラ!」「まりあ†ほりっく」「空を見上げる少女の瞳に映る世界」「CLANNAD AFTER STORY」「鉄のラインバレル」「TALES OF THE ABYSS」「とある魔術の禁書目録」「機動戦士ガンダム00
・未完結作品(視聴継続?)・・・「鋼殻のレギオス」「宇宙をかける少女」「MAJOR」「遊戯王5D's」

OP・ED

川田まみ「masterpiece」(とある魔術の禁書目録)、堀江由衣silky heart」(とらドラ!)、MELLRIDEBACK」(RIDEBACK)あたりは、OPとしてはこれ以上文句のつけようがないぐらいの出来で、今期三大OPということにしておきたい。小林ゆう「HANAJI」(まりあ†ほりっく)のテンションの高さ、BUMP OF CHICKEN「カルマ」(TALES OF THE ABYSS)の原作再現など、今期のOPは全体的にレベルが高かったのでは。他にもeufoniusアネモイ」(空を見上げる少女の瞳に映る世界)、「時を刻む唄」(CLANNAD AFTER STORY)といった京アニOPはクオリティが高かった。ALI PROJECT「鬼帝の剣」「裸々イヴ新世紀」(鉄のラインバレル宇宙をかける少女)あたりは地味にハマった。後者は合ってないと散々言われながらも、何だか不思議な魅力が・・・。
EDに関しては、IKU「誓い言〜スコシだけもう一度〜」が文句なしでトップ。1ヶ月と使用期間は短かったものの、雨上がりの情景と合わせて、EDとしては素晴らしかった。とらドラ!の「オレンジ」も3ヒロインが上手いこと歌い上げていたような。伊藤由奈「trust you」(機動戦士ガンダム00)は、「アニュー・リターナー」のエピソードでの使い方が良かったので高評価。

ひとこと・総評(順不同)

最初はネタかと思っていたけど、「Genji」がビジュアル・演出面で抜きん出ていたように思う。ネタといえば、「まりあ†ほりっく」はシャフトだけあって演出も良かったし、楽しめた。「みなみけ おかえり」は前作とは趣向を変えつつも、毎回作画や雰囲気を変えつつ、豊富なキャラクターを活かして、力を抜いて観られるアニメとしての地位を確立していたはず。
原作プレイ済みだった「CLANNAD AFTER STORY」「TALES OF THE ABYSS」は、原作を上手く再現していたように思う。ただテイルズは原作を再現することに一生懸命になり過ぎたか、原作以上のモノを引き出せなかったのでは。安定度は高かったものの、特にボス戦はもう少し工夫が欲しかった。CLANNADはほぼ文句なしだけども、原作プレイ済みだったのでやはり感動が薄れてしまった。朋也と渚のテーマに絞るなど、アニメならではの工夫はそれなりにやってくれていたと思う。
空を見上げる少女の瞳に映る世界」は・・・やはり9話という短さがネックか。芯が通っていなかったような印象を受ける。異世界モノとしての世界観は良かったんだけど。「鉄のラインバレル」はロボットアクション・・・よりは恋愛面でのバトルが目立ったし、まぁ少しご都合主義的な展開が目立ったのが残念といえば残念。ただここぞという時の熱さは確かにあった。
屍姫」「RIDEBACK」など、テーマ的に大きなモノを抱えながらも、若干不完全燃焼気味の作品が目立ってしまったのも残念だった。「とらドラ!」も人間関係のテーマは上手くやってくれたけど、社会その他のテーマには足をかけたところだったので、そういうテーマを上手く引き継いでくれる作品が今後出てくることを祈る。
ソウルイーター」「機動戦士ガンダム00」などの一年モノは、やはり一年やっただけあって強い。00は半年開いたのでやや別作品になってしまっていたけれど。今年はガンダム30周年でもあるので、今後の展開などにも一応期待。
今期も色々なアニメがありましたが、やっぱり1クールもの、半年もの、1年もののアニメのそれぞれの差を見せ付けられたような気がする。短いと詰め込みすぎになったり消化不良になったり、長いと時間を持て余したりなので、難しい問題かな。とにもかくにも、今後もアニメの動向を見守っていきますよということで。