機動戦士ガンダム00セカンドシーズン 第20話「アニュー・リターン」

イノベイターで良かった・・・」
リヴァイヴとアニューによるダブルオー強奪作戦。アニューがイノベイターなことはわかりきってたけど、ほとんどは芝居で、でもロックオンへの想いだけは本物だったか。イノベイターが完璧じゃないのはリヴァイヴを見るまでもなく、ブリングとデヴァインを見ればわかるんだけど(失礼)、オーライザーの扱いに苦労した挙句ハロにかき回されて、ドッキングでコントロール取り戻されて八つ当たりでコンピュータ破壊して去るとは何と言う小物・・・。
アニュー裏切りのショックも冷めやらぬうちに、ルイスとイノベイター襲来。ルイスはやっぱり半分はイノベイターに改造されてたか。擬似GN粒子くらい過ぎて、人間としては生きていけない身体になっていたのかな。だとすると刹那の身体面の変革のヒントになりそうなものだけど。結局ダブルオー以外のガンダムはお飾り同然で、ルイスに大苦戦。余所見してて半身ぶっ飛ばされたアリオスが半端ねぇ。セラヴィーのハイパーバーストも通用しないし、ビームは曲がるしでレムナントが強すぎる。せめて他のイノベイターにもあのぐらいの機体を用意していただきたいところだけど、リジェネみたいに反抗されると困るからガデッサガラッゾで我慢させているんだろうか。でもこれは流石に・・・。
ロックオンVSアニューは、このためにビット用意していたのかというぐらいのビット戦。SEEDシリーズ以来じゃないか、こういうの。「もう一度俺の女になれ」宣言からロックオンの元に戻ろうとして、リボンズにコントロールを奪われるアニューが不憫でならない。リヴァイヴとアニューみたいな同型のイノベイターは意志疎通してるみたいだけど、リボンズは特権的に全員コントロール出来たりするんだろうか。いざという時にはトリガーを引く宣言をしてた刹那があっさり殺しちゃったけど、精神世界で会話する二人に思わず涙。ガンダムではこういうのおなじみだけど、以前ルイスと沙慈でトランザムオーライザー空間(全裸)をやってたので、唐突感が少なくて良かった気がする。ロックオンもカタロンの構成員だし、内通者同士の恋は悲恋か・・・。太平洋を血で染めるようなことになるんじゃないかと思ってたけど、リボンズと刹那の個人的な争いに巻き込まれているようで何だか悲しかった。アニューを救い出そうとするシーンや、精神世界で抱き合うシーンで株を上げたロックオンも、Cパートの刹那ボコボコでちょっと男を下げたような気もする。しかし、刹那はマリナの歌を聴きながらロックオンにボコられてたんじゃないだろうな・・・精神的に大丈夫か。
色々あったけど今回は神回だったように思うし、個人的にかなり高評価。次回はネーナ、王留美側にもカメラが回るみたいだし、無論期待。今回出てこなかったアンドレイやブシドー、脱出して消えたサーシェスなど、まだまだ気になる面々もいるけれど、残りは一ヶ月。全部片付くのか、どう片付けるのか、まだまだ期待。