屍姫玄 第7話「ありふれた望み」

3人目の七星と激突。風船の下からロリっ娘が出てくる辺りは、遊園地=風船=幸せの等式が上手くかみ合っていてなるほどと感心させられた。死んだのさえわからなければ、そこに未練はないわけね。それにしても、自分の幸福に食われて死ぬだとか、結構テーマが重い。マキナに幸福まで捨てさせて、どこまで悲痛を味わわせようというのか。七星の「性」を乗り越えていくことが、マキナがそれを捨ててただ破壊マシーンになっていくようで、何だか哀しい。
オーリと一緒にいたくて、屍姫になりたくて、でも死にたくなくて、結局風船が割れて春日死亡。マキナが攫われた(?)からといって、オーリが易々と彼女を屍姫にするはずがないし、これは完全に死亡か。物凄い百合キャラだったはずなのに、どうしてこんなことに・・・。学校全体が幸せの風船に支配されているシーンも含めて、全体的に濃くて物悲しい回だった。
オーリは屍の子という事実も発覚。今まで出生不明だったので、これはかなり大きいな。以前座壇術法を使えてた辺りを見ると、半分は人間だとは思うんだけれど。七星が学校を守るためかオーリを守るためかわからないけど「後始末」をした辺りも含めて、あの男がオーリの過去を把握してる、かなり近しい人間であることに間違い無さそうだけど・・・。