機動戦士ガンダム00 セカンドシーズン 第17話「散りゆく光の中で」

「ホリー・・・すまない・・・」
トランザムライザー、デヴァインとメメント・モリを一刀両断!超巨大ビームサーベルは夢のようなシチューエションなので大興奮。片腕に重症を負っていることもあり、沙慈が守るために戦うことを決断したのも大きい。出てきたばかりのデヴァインといい、アロウズの指揮官といい、一気にリストラが始まってきたな。エンプラスは結局完成品をルイスに引き継ぐんだろうけれど。
後半はやっぱり倒壊した軌道エレベーターの外壁を打ち落とすため、スメラギさんが顔出しで懇願、ソレスタルビーイング連邦軍・カタロン・反乱軍・アロウズと全ての勢力を巻き込んだ大きな戦いに。人類の統一のための一歩になるかもしれないけれど、そのために6万人の真実を知ってしまった市民は死に絶え、人類の進歩の可能性だった軌道エレベーターは3基中1基が完全崩壊。おまけにこれだと、アロウズが反乱軍やソレスタルビーイングと協力して人類を守り、さらに反乱軍首謀者を倒した英雄になってしまって、統一力がより強まってしまうという皮肉な結果になることは間違いなし。
そして今回の悲劇。ハーキュリーと一緒に出てきたせいで反乱の片棒を担いだと勘違いされ、セルゲイ死亡。ソレスタルビーイングにムキになって襲い掛かるルイスといい、勢いで親父を殺すアンドレイといい、アロウズの主力がますます暴走気味。これでアレルヤ・マリー組とアンドレイの決戦フラグが立ったか。軌道エレベーター倒壊も、セルゲイ死亡も予測済みだったとは言え、あの燃える展開の後ではかなり痛々しい。次回は4ヶ月後。刹那の腕は治るのか、沙慈は結局どうするのか。ここから一気にスパートかけていくんだろうな。