マクロスF 第21話「蒼のエーテル」

ミシェル死亡によってキレたクラン大尉、フルアーマー化して出撃!・・・というか、あの決意秘めた目が死亡フラグにしか見えなかったけれども、どうにか回避。ミシェルの死があちこちに影を落とした一話でしたね。
ルカはランカを囮にしてでもバジュラ殲滅させようぜ、ということでこちらも吹っ切れ。何かもう、アチコチで人間が歪んでいってるようにしか見えない・・・。前回辺りから本当に鬱展開の影がよぎりまくってて、観てて若干の不安を感じざるを得ないですね。
シェリルの半復活に合わせたかのように、ランカは半引退宣言、紙ヒコーキ・・・ではなくブレラとアイ君とともにバジュラの巣に飛んで退場。ここで新曲持ってくる辺り、メインキャラでなければ退場しててもおかしくないシーンですよね、これ。マクロスFは色々なキャラが退場を示唆しまくって結局退場しない、ってパターンが多い気が。死亡フラグへし折ってまだ健在のオズマ少佐とか。あと孵化したアイ君が結局マジでバジュラだったのが怖い。ミシェルを殺したバジュラと同じタイプですよね、あれ。紙飛行機掴んで遊んでたところなんかを観ると、バジュラが人間を襲うのはバジュラの本能ではないんでしょうか。だとすると和解の道も見えてきますが、そうなると何かもうクイーンたるランカがバジュラを全部引き連れて銀河の果てに飛んでいくラストしか思いつかない・・・。
レオン三島が臨時大統領就任、ランカは退場と人物関係が込み入ってきたところで、次回は「ノーザン・クロス」。シェリルとくっつくのでなければ、おそらくシェリル決着回になってしまうのではないかと。最近曲名ラッシュで、音楽を主題とした本作としては非常に面白い。全部で25話だとするなら、次回シェリル決着、その次アルトと家の問題決着、そのあと最終決戦という流れでしょうか。この展開の速さからいくと、多分その辺りが妥当かなぁ、という気がするんですが。