世紀末オカルト学院 最終話「マヤの文明」

「歴史が変わるのは、ここからだ！」
ノストラダムスの鍵だった内田文明と少年文明の邂逅の末、世界に最後の時が訪れる……。マヤが文明とブンメー君を合わせようとしたことが原因というか、そもそも未来からエージェントとして文明を送り出したことが原因というか、色々と複雑なタイムパラドックスネタなんだけど、OPに合わせて文明が飛び立っていくシーンで全て報われた気がするなぁ。文明は母親大好きだし、自分は嫌いだけど世界を守りたいと思ってるし、何だかんだで熱い奴だったじゃないか。文明がブンメー君と出会ってしまった時の絶望的な演出がたまらなかった。結局最後は何もなかったことになり、世界は元通り、マヤは成長した文明と結婚したらしく、家族円満で何より。終わり方としてはベストだった。
全体としては、最終的に超能力魔法バトルに突入したり、ツッコミどころが多くあったけれども、それ以上に演出面で力があったし、個人的にはすごく楽しめた作品だった。アニメノチカラ枠もこれで最後というのはやや残念ながら、最後の最後に、アニメの力を見せていただきました。エンドカードが個人的にグッド。
世紀末 オカルト学院 1 【完全生産限定版】 [Blu-ray]
フライングヒューマノイド(世紀末盤)