宇宙をかける少女 第14話「夜ひらく花」

「あなたが“宇宙をかける少女”だからよ」
ピザハットが美味しすぎてICPのギャグコンビが怪奇課の仲間入り・・・って本筋はそっちじゃなくて、神楽をめぐる50年前の戦いの真実が明らかに。夢の中に出てきた神楽は50年前の最終決戦前で、共に向かったのが獅子堂評議会のメンバーで、そしてレオパルドの武装解除のせいでネルヴァルを倒しきれず、そのパーツを取り戻すのがレオパルドの「自己実現」・・・とまぁ、全体像は繋がってきた。神楽が獅子堂の先祖なら、ナミが「お母さん」と慕う理由もわからなくもない。それにしても、神楽がネルヴァルの敵だったのは昔の話で、今はアレイダとしてネルヴァリストの頂点に立っているのか、それとも今も・・・なのかは非常に気になるところ。そんなアレイダに力を与えられたナミが、次回いよいよ秋葉の前に立ちはだかることに。ネルヴァル声の男性も登場し、そろそろ折り返しで本戦に突入かな。ネルヴァルが人間だとすると、ラスボスとしてはちょうどいいんだけど、レオパルドとの兼ね合いが・・・。
それにしても、人間が箱に入った方が幸せじゃないかとかいうテーマと、「意識が弱いから」つけこまれて二度もネルヴァリストになりそうになった秋葉にしろ、やっぱりこれは「自己実現による引きこもりからの脱出」がメインテーマなのかな。ネルヴァルが作ろうとしてるのは箱入り=引きこもり共同体っぽいので、そこが気になるところだけど。引きこもり共同体って何だろう、自分で言っててなんだけど。いずれにせよ物語の後半で秋葉とレオパルドの自己実現が果たされれば、全体のテーマとネルヴァルに対する勝ち目が見えてくるはず。