CLANNAD AFTER STORY 総集編「緑の樹の下で」

朋也、汐に昔語り。朋也、渚、汐の三人に焦点を絞って上手くまとめてあったので、話の推移がわかりやすかった。キャラクター紹介は・・・キャラによって比重が違いすぎるなぁ。智代なんかサブキャラ以下の扱い、杏や椋は思い出し方がピンポイントすぎる、ゆきねぇはやっぱり説明パート、春原はやっぱり必要だったんだな・・・と。しかし「終わった世界」の話や、汐との思い出なんかを「不思議な記憶」とか言ったり、「何かが起き」て今に至る・・・的なところは、やっぱり曖昧でまとめ切れなかったか。
最後は樹の下で眠る汐と風子を朋也が起こして渚が迎えに来て・・・という追加パートがあっておしまい。小さいかもしれないけど、こういうことをやってくれるのは地味に嬉しかった。1年半の締めくくりにふさわしいラストだったように思う。後味も良かったし、やっぱりアニメとして独自の魅力を持った、いい作品だったと思う。内容は賛否両論あるかもしれないけど、卒業して就職したり、結婚して出産して・・・みたいな流れは今までのアニメにはそうそう無かっただろうから、原作再現とはいえこういうことをやってくれたのは結局大きかったんじゃないかなぁ。