機動戦士ガンダム00セカンドシーズン 第23話「命の華」

「大好きです、カティ」
ソレスタルビーイング、カタロン、連合軍VSアロウズ、最後の大決戦。各機をバリバリ落とすガンダム軍団は壮絶だったけど、それ以上にカタロンやマネキン大佐傘下の連合軍がいい感じだったのがよかった。死んだと思われたリボンズは別ボディで復活し、リジェネはあっさり死亡。そしてリボンズの持ち出した新兵器によりアロウズ壊滅。マネキン大佐やクラウスが生き残ってるせいもあって、アロウズだけがアッサリ全滅してしまったように見えてしまう。
ともあれ、母艦に潜入・・・しようと思ったら量産型デヴァイン&ブリング部隊によるトランザムミサイル。ここぞとばかりにニヤけるビリーのマッドっぷりがたまらない。MSをトランザムで突っ込ませて使い捨てとは、贅沢にも程がある・・・。しかしそれをバンバン撃墜しまくるガンダムプトレマイオスには何故か変な魅力を感じてしまった。そんな中、ついにコーラサワーの命の華が散る・・・!ここぞとばかりに獅子奮迅の大活躍を見せるコーラサワーや、その死に対して叫ぶマネキン大佐は、あっさりとした描写ながらも積み上げてきたものがあったせいで、ちょっと泣きそうになった。
そんなこんなでいよいよ母艦に突入。無理やり突っ込んで防衛白兵戦という流れこそ違うものの、やっぱりア・バオア・クーに不時着したホワイトベースを彷彿とさせる。となると、結局ラッセが乗り込んだオーガンダムと、アレルヤ・マリーコンビがガンキャノン要員か・・・。艦内ではスメラギさんがいよいよ銃を取り、向かう先にはオートマトン部隊を率いるかつての愛した男。ここでビリーとスメラギさんを持ってくるということは、マネキン大佐は結局ビリーとは知り合い程度だったのね。マイスター達は刹那・沙慈VSルイス・アンドレイ、ロックオンVSサーシェス、ティエリアVSイノベイターと、今のところ順当な組み合わせ。一瞬でやられたアンドレイとか、通路で待ち構えてる中ボスっぽいサーシェスとか、あっさりやられてしまったセラヴィーとかが心配。アンドレイなんかは案外生き残って、戦後の処理に努めたりするのかもしれないけれど。
ダブルオーとレグナントが向き合い、ヴェーダの前でティエリアリボンズが生身で向かい合ったところで次回へ。ヴェーダの謎、リボンズの野望、そしてイオリアの真の計画がそろそろ明らかになってくるであろう最終局面。次回は何だかマリー辺りに死亡フラグが立ってそうだし、外で戦ってるクラウスやマネキン大佐も安全圏とは言えないし・・・。そしてかやの外に追い出された感じのあるヒロイン・マリナ姫の歌は宇宙に届くのか。まだまだ武士道を極められないミスター・ブシドーなど、控え組もいる中で、次回はどれだけ多くの命の華が散るのやら。刹那覚醒とはいえ、残り話数を考えるとルイスは助からないだろうし・・・何だかあちこち、嫌な感じがよぎる。