機動戦士ガンダム00 #01「天使再臨」

「破壊する、ただ破壊する」
あの戦いから4年後・・・リアルタイムで半年後、いよいよ刹那が、エクシアが、スクリーンに帰ってきた!(映画の宣伝風に)・・・とりあえず、何だか色々と大きいことになってるので、展開に対して頭の整理をしなけりゃならんかも。
とりあえず全体としては支配側の連邦(アロウズ)、それに対抗する反連邦(カタロン)、武力介入によって戦争根絶を目指すソレスタルビーイングという位置づけでいいのかな。カタロンの親玉が「彼らと目的は同じ」と言ってるのは、カタロンとCBの対立フラグに他ならないでしょうけれども、それだと第一期のトリニティとの内部抗争と同じだから、三つ巴の状態に持っていくのは難しそう。とはいえ単に協力したり吸収合併したりすると敵がアロウズと戦争屋、テロリストぐらいのモノになってしまうので、ひと工夫欲しいところ。こう考えるとCBの武力介入によって地球側が一つにまとまっていくという第一期の展開は凄かったなぁ。
復活した海賊エクシアは「お前の時代は終わった」ということで無残。背中に顔がついてるセラヴィーガンダムは・・・まぁ、ガンダムヘッドにでも変形するんでしょう。ヴァーチェは中にナドレが入っていたけれども、今回はそれ以上の何かをやってくれそうな予感がしてきますよ。合体ガンダムの顔になるとかいうオチじゃないでしょうね。
カタロンと間違えられて捕まる沙慈が相変わらずの不幸キャラポジション。刹那に対しての憤りはもっとも・・・というか、「世界を知らなさ過ぎる」とか言ってバッサリ切ってしまうティエリアよりは、個人レベルでは正論。「世界のために暴力振るって殺しやってんだよ、わかれよ」だなんて言われても、恋人や家族を奪われた側からすればたまったもんじゃない・・・という、この辺りのテーマは今作でどうにか掘り下げて欲しい。まさか恨みを一点に集めた挙句消えます、とかいう同じオチは勘弁ね(さすがに無いでしょうけど)。
そして最後の最後、旧キャラほぼ全員再登場に加え、まさかの乙女座も降臨。新ロックオンはカタロンの構成員だったようで、それなら反戦争意識も高いから、マイスターとしての適応も早そう。フェルトがどういう顔をするか・・・。新OPもかなり格好いいですし、来週以降も期待出来そうな予感。ネーナがMSに乗ってるようですが、よく見えない・・・。「ガンダムを駆逐するガンダム」という次回予告のフレーズからすると、サーシェスの機体はガンダムっぽいですけど。とりあえずここから半年、日曜5時はガンダムタイムですよ。