今週のジャンプ

ダブルアーツ

「俺は決めたぞ。あんたがこの手を取ったらオレはもう、絶対その手は離さない!!」
と言いつつ一瞬だけ手を放す荒業で敵を倒すというプロセスが若干ズレてるけれども、小さいことなので気にしない。全体的に完成度の高い印象を受けるし、手で「触れる」ことで感染する病気を「触れる」ことで引き受けるシスターが、手で触れても病気が移らない謎の少年と旅するという筋書きは何か気に入った。ただ、どうも流れが早いというか、ご都合主義的というか、そういう印象を受けてしまったところは若干マイナスか。
とはいえ、キャラクターが魅力的ですし、時々崩れはするものの表情の描き方等もなかなか。今後に期待したいと思います。

バリハケ

二次元ヒロインの名前は毎回こうやってこじつけていくわけですな。アキバで楽しむ団吾と、空手部を潰す火讐の描写がリズミカルに描かれる前半が特に良かったです。とりあえず今後も名前のこじつけ+ダジャレで派遣を乗り切っていくみたいですね。

ネウロ

「我が輩はしばらく休む必要がある!!貴様等人間が自分の身を守るのだ!!」
というわけで、ネウロが人間じゃないことがついに人間である笹塚さんにバレそう。と言いつつも、戦闘能力その他で笹塚さんが一番人間から遠ざかっているので、幹部一人ぐらいは警察軍団で倒してしまいそうな予感。敵が複数になってしまったので、ネウロ以外のメインキャラクターを総動員してでも対抗しなければならない、というよりかは、人間の敵は人間が倒す、みたいなテーマになるんでしょうか。

ぬらりひょんの孫

「「夜のお勉強」もおこたらんでほしいですな!」
「はっきり言うな・・・夜のリクオは・・・」
「こ・・・この人・・・昼はあんななのに・・・いったい・・・どういうことなのか」
夜のリクオ覚醒。10年ぐらいぶりの覚醒なんだから、もうちょっとカラスに驚いてほしいところ。今後は全国の妖怪と盃を酌み交わしたり剣を交わしたりして、全国統一する展開になっていくんでしょうか。学校側のキャラクターも折角立っているので、昼パートと夜パートの両方をしっかりと描いてほしいところ。

PSYREN

ヒリューとカブトの合流が早すぎる・・・。みんな同じ場所に飛ばされてくるというルールになってるのかな。というわけで、キャラ紹介に追加された朧とカブト以外のモブ軍団はみんな死にそう。生きててもせいぜいこないだ死んだオッサンと同じような扱いになるでしょうね。今回は「塔」が異常に遠いので通過しないようですが、いずれ塔の攻略にも乗り出さなければいけない予感。とりあえず今後はあの怪物を倒すのか避けるのかで作品自体の方向性が変わってきそうですね。